【双極性障害】リーマスとロキソニンは併用注意!じゃあ何が飲めるの?
こんにちは!tantanpy(@tantanpy1)です。
精神科の薬は、劇薬指定の強い薬が多く、飲み合わせや副作用に注意が必要です。
今回は、双極性障害の第一選択薬のリーマスと、解熱鎮痛剤として有名なロキソニンの飲み合わせについてです。
風邪をひきました
どうやら風邪をひいたようです。
熱は37℃台ですが、頭痛、喉の痛みが激しいです。
しかし、大学を休むわけにも行かず、叩かれた風邪薬のCMの状況がなんとなくわかりました( ̄▽ ̄;)
無理をしてでも行かなければならないから、なるべく症状を楽にというのは確かに需要ありますね。みんな辛いなぁ。
ただ自分は飲み合わせの心配もあり、市販薬はあまり飲まないので病院に行きました。
処方されたのは、解熱鎮痛剤のロキソニンと抗菌薬セフカペンピボキシルです。
ロキソニンは飲んじゃダメ?
ロキソニンは飲んだらすごく楽になったのですが、フォロワーさんがリーマスとロキソニンは併用注意だと教えてくれました。
ツイッターやっててよかったと思った瞬間です。( ̄▽ ̄;)
(初めて行った病院で常用薬の確認がなく院内処方で、自分も不注意でした)
そういえば前にリーマスの添付文書を読んだ時にそんなことが書いてあった気がします。
はい、ありました。ロキソプロフェンナトリウム水和物はロキソニンの成分名です。
ロキソニンは腎機能を低下させてしまい、そのせいでリチウムの代謝が悪くなり血中濃度があがってしまうようです。
リチウム濃度が上がると人によってはリチウム中毒の領域に達する恐れも(>_<)
これはロキソニンのみならず、非ステロイド性抗炎症薬(通称:NSAIDs〔エヌセイズ〕)の解熱鎮痛剤に共通です。
解熱鎮痛剤として有名な薬の多くが、NSAIDsに分類されるようです。
NSAIDsに分類される解熱鎮痛剤は、先ほど紹介したロキソニン®をはじめ、医療用医薬品としてはブルフェン®(成分名:イブプロフェン)、バファリン®配合錠A330(成分名:アスピリン〔アセチルサリチル酸〕)などがあります。
では、リーマスを服用している人は解熱鎮痛剤としては何を使えるのでしょうか?
解熱鎮痛剤は大まかに言うと2種類
解熱鎮痛剤は、ロキソニンを中心とする非ステロイド性抗炎症薬(通称:NSAIDs〔エヌセイズ〕)と、NSAIDsに分類されない解熱鎮痛薬であるカロナールを中心とするアセトアミノフェンの2種類に分けられます。
ロキソニンと比べるとカロナールは、
- 抗炎症作用がほとんどない
- インフルエンザの時も使える
- 幼い小児、妊娠中も使える
といった特徴があります。比較的安全性の高い薬のようです。
NSAIDsがダメなら、アセトアミノフェンならどうでしょうか。
使える解熱鎮痛剤は?
カロナール(アセトアミノフェン)なら大丈夫なようです!
二日連続で医者に行き、調べていただいたので間違いないと思います。
カロナールも解熱鎮痛剤としては有名ですよね。
市販薬だと「タイレノールA」や「ラックル」が相当します。
さいごに
リーマスを服用している人は、解熱鎮痛剤としてはカロナール(アセトアミノフェン)がいいようです。
熱があったり、痛みがある時に何も飲めないのは辛いですよね。
ロキソニンがダメだと知った時は残念でしたが、カロナールが使えてよかったです。
併用注意を教えてくださったフォロワーさんと、使って大丈夫な薬を調べてくださったお医者さんお二人に深く感謝いたします。
みなさんの参考になりましたら幸いです。
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